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恋愛総合商社『Department Romance』Information
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講義内容

恋愛本質論で世界一有名な「恋愛論」(新潮文庫)、その著者・スタンダールの代表作に「赤と黒」(新潮文庫)という作品があります。この小説のタイトルについてスタンダールが明かさなかったので、謎に包まれ、いろいろ論じられていますが、フランス文学やスタンダールの研究家の間ではルーレットの赤と黒から付けたとする説が有力です。
ルーレットでは赤と黒が行ったり来たりします。この二つの色以外、行く場所はありません。
恋愛も同じです。恋愛では自らが窮地に立たされるか優位に立つか、そしてお互いが幸せか不幸か、この二つを行ったり来たりすることが原則的に繰り返されます。その際、ルーレットと同じようにはらはらした感情が伴います。しかし、恋愛もギャンブルも経験不足等により、感情的になって理性を失っては自らが窮地に陥り、全てを失います。
窮地を脱するための究極的方法の一部は拙著「強烈に惚れさせる方法」(KKベストブック)で紹介しました。誤解を招いたり、歪んだ先入観を持って講義を受けられるのは本題の解決から遠ざかるので、悩んでいる方は極力読まないで受講してもらいたいと思っていますが。
以下の、有名な心理学者・フロイトが指摘した「山嵐ディレンマ」の説明を読んで下さい。

山あらしディレンマ

小此木圭吾著「対象喪失」中公新書より引用

フロイトは、親しい者ほどお互いのエゴイズムによって相手を傷つけ憎む心理を、「山あらしディレンマ」と呼んだ。
「ある冬の朝、寒さにこごえた山あらしのカップルが、お互いを暖めあおうと近づいたが、彼等は近づけば近づくほど自分達の棘でお互いを傷つけてしまう。そこで山あらしは、近づいたり離れたりを繰りかえしたあげく、適当に暖かく、しかもあまりお互いを傷つけないで済む、ちょうどよい距離を見つけ出した。」
ショーペンハウエルのこの寓話から、フロイトは、夫婦、親子、男女、お互いが親しくなり、近づき合えば合うほど利害関係も密接になり、二人のエゴイズム=山あらしの棘=が相手を傷つけ憎しみ争う感情も強まってゆくという。つまり、フロイトはこの山あらしの比喩によって、心理的な距離がなくなればなくなるほど愛と憎しみの相反する気持ちの葛藤=アンビバレンスがつのる心理に注目したのである。

拙著「口説きの鉄則」(幻冬舎)で恋愛関係は対人関係の一部と論じいましたが、引用した箇所からもお互いのエゴイズムによって親密な関係に近寄ったり、遠ざかったり、場合によっては対象を失うことにもなります。恋愛で対象喪失と言えば、失恋です。
そうなると、感情的になって以下のくやみの心理や相手との関係に執着して場合によってはストーカーになったりして苦しみます。

くやみの心理

小此木圭吾著「対象喪失」中公新書より引用

そしてこのような山あらしディレンマの対象を失うとき、お互いのあいだに向いていた憎しみいや、傷つけあいは、さまざまな自責や罪意識の体験をひき起こす。
その第一はくやみとつぐないの心理である。対象とかかわりのあったあいだ、どうしてあんなことで争ったのだろう、もっとよくしてあげればよかった。どうしてあんな仕打ちをしたのかと、自分が相手にとっていた言動を、くやむ心理が起こる。このようなくやみは、その対象を失い、かつて対象の中で生じていた対立や争いがなくなり、対象との悪い関係よりも、よい関係だけが心の中で肥大し、思慕の情が高まる体験の中でおこってくる。このくやみの中で、自分のやったこと、思いやりの欠けていたことを思い出す。そして今からでも、それをつぐない、うめあわせをしたいという気持ちが生まれる。
たとえば実際のかかわりを持っていたあいだは、自己中心のエゴイズムを発揮して相手を犠牲にしていた人物が、相手と別れたのちになって、そのことに気づき、はげしいつぐないの気持ちにかられる。この意味でもっとも著名な小説は、トルストイの「復活」である。ネフリュードフは、最初何の罪意識もなしに、カチューシャを誘惑し、彼女を転落させてしまうが、のちになってこの自分の行いについて強い良心の呵責を抱き、カチューシャに、つぐないの気持ちをおこす。心の中の、よいカチューシャ像を再生させようと思うネフリュードフの復活への願いは、このくやみの心理に発している。

ルーレットで赤だけが続かないように、恋愛も原則的に窮地や失恋が継続することはあり得ません。継続するのは本人が気がつくことができないのですが、間違った考えをしているからです。そうなると、不幸が続き、それで人生を終わらせてしまいます。
恋愛は幸せな恋愛と失恋が繰り返され、30万人以上の女性をナンパした私は他の誰よりもそれを繰り返しました。「別れさせない屋」の業務で学んだことにくわえ、普通では考えられない数の繰り返しを経験をすると、窮地を脱する方法、完全に死滅した恋愛を蘇生させるテクニックが身につくものです。
無価値な物から金をつくり出すことを錬金術と古くからいいます。この講座では失恋によって無関係になった男女を錬金術ではなく、「練愛術」によって修復させるテクニックを学習させ、確実に身につけさせます。
「無」から幸せな恋愛関係を生み出すのですから当然ながら、普通に片思いや好みの異性と関係を築くテクニックでもあり、弊社主催の「恋愛塾」や「恋愛駆け引き、口説き塾」より、高度な技術になり、それらの塾と同時に受講すれば飛躍的に恋愛関係を築く実力が伸びるでしょう。
この講座はハイクラスな「恋愛塾」になるかもしれませんが、弊社ではすべての受講生を初心者と考えているので、授業について行けないことはありません。ナンパ塾に限っては難関な出会いを習得させるので受講生の心理的負担があるでしょうが、この講座は気軽に考えて下さい。楽しく講義したいと思っています。親身な指導を心がけること約束します。
恋愛はむしろ死滅した関係が改善する方が自然ですから、「練愛術」によって悩める男女を心から救いたいと考えています。

離婚に寛大かつ許容的な日本社会について

以下に「yhoo japan ネタリカ」「J-CASTニュース」を引用しましたが、日本の恋愛関係・結婚関係は完全に壊れています。「J-CASTニュース」の引用を読めば解るはずですが、昔から結婚は女性の生活安定手段だったはずなのに、離婚によって独身になり、生活苦に陥って幼い子どもも貧困に巻き込まれます。にもかかわらず、「離婚塾」が頻繁にメディアに取り上げられ、その主宰者は知識人として敬われています。自分はそれにとてつもなく違和感を感じます。

「離婚塾」主宰者の人物像について

「週刊新潮」2014年4月3日発売記事 »

このような記事を紹介しましたが、自分に華やかね経歴があるわけではありません。それでも「離婚塾」をはじめとする離婚推奨ビジネスの打倒を幼い子どもや女性のためにも宣言します。

yhoo japan ネタリカより引用
報道記事のアドレスは以下ですが、とても深刻な問題なので見やすくするために引用掲載します。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150227-00000005-allabout

35歳を過ぎて結婚できた人は10%! その事情は○○にある?

■35歳を過ぎてからの結婚率

 2010年の国勢調査の抽出速報集計結果から各年代の未婚率推移を分析した調査によると、2005年当時35~39歳だった男性が5年後の40~44歳になり結婚できた割合は9.7%。女性では10.8%という結果に。男女とも35歳を過ぎてから結婚できる確率は、わずか10%しかないのです(参考:東京都内のお見合い結婚相談所;全国仲人連合会・大田区支部)。

□2005年~2010年にかけて未婚者が結婚した割合

男性
20代後半~30代前半 36%
30代前半~30代後半 27.5%
30代後半~40代前半 9.7%
40代前半~40代後半 1.8%
40代後半~50代前半 0.6%

女性
20代後半~30代前半 44.4%
30代前半~30代後半 31.3%
30代後半~40代前半 10.8%
40代前半~40代後半 4.1%
40代後半~50代前半 0.6%

確かに「結婚願望がある人の中で、実際に結婚できた確率」が本来の数値と言えるかもしれません。けれどそういった個人の事情はさておき、35歳を過ぎてからの結婚は、男女ともに司法試験に合格するよりも低い確率です。

それには収入問題が大きく関係しているのではないかと著者は考えます。

■年収から見る結婚の難しさ

「結婚相手の年収は最低でも600万円以上は欲しい」といった願望を抱く女性が多いと聞きますが、国土交通白書の平成24年度のデータによると、30代の独身男性で年収が600万円を超えている人は5%しかいません。全国平均年収は473万円ですから、多くの男性が条件面で結婚相手から外れてしまいます。

つまり35歳を過ぎてから結婚を本気で考え、年収600万円以上の男性を結婚相手に望むのは非常に厳しい現実と言えます。夫婦共働きで年収が500万円を超えればいいと言われている昨今、結婚相手に経済力を求めるのは困難なようです。

 それに男性は見栄っ張りでプライドも高いですから、独身男性の中には、「家族は自分が養いたい」と思っている人もたくさんいます。女性も長年勤めた会社を寿退社し、専業主婦になってお稽古事などに通うといった生活に憧れる人もいるでしょう。けれど現実問題、夫婦共働きをしなければ現在の生活水準は保てないのです。

これだけリアルに結婚にまつわる数字を突きつけられると気持ちが沈んでしまいそうですが、35歳を過ぎても結婚するヒントはあります。

■絶対に結婚したい人のための3つのヒント

□1.経済力を身に付ける

女性ならば「結婚生活は男性に養ってもらう」という観念は捨ててください。自分に経済力があり自立していれば、結婚における経済面の問題はクリアになります。

□2.相手に多くを求めない

恋愛でも対人関係でもそうですが、「期待したり求めるから辛くなる」という経験がありませんか? 実は結婚も同じです。相手に対する要求が増えると、うまくいかなくなるのです。「頼ること」と「求めること」は違います。ありのままのその人を受け入れましょう。

□3.情報(データ)に惑わされず自分を持つ

統計を見ると35歳を過ぎてからの結婚は難しそうですが、周囲の意見や情報に翻弄され絶望的な気持ちになるより、今をハッピーに過ごした方が良縁にも恵まれやすくなります。いつも幸せそうな笑顔でいれば人が集まってきます。

結婚の現実について、独身の方の不安をあおりたいわけではありませんが、「知っている」と「知らない」では意識も大きく変わってくるはず。一度きりの人生、悔いを残さぬよう望みを叶える人生にしていきませんか?

文・大木 隆太郎(All About 大木隆太郎の恋愛コラム)

以下、J-CASTニュースより引用

報道記事のアドレスは以下ですが、とても深刻な問題なので見やすくするために引用掲載します。
http://www.j-cast.com/tv/2014/01/28195269.html

10代、20代女性「貧困」深刻!大半が非正規雇用。単身者の3人に1人が年収114万円以下

2014/1/28 16:04

大阪市内の繁華街にある風俗店の応募ポスターに「寮あり、食事付き。保育施設完備」と書かれている。10代、20代の若い女性の貧困化が進んでいる。アベノミクスの成長戦略では女性が輝くことがうたわれているが、なぜ若い女性の貧困が加速しているのか。キャスターの国谷裕子は「若い女性の多くは正規雇用で働くことを希望しています。しかし、現実は若い単身女性3分の1、110万人が年収114万円未満の貧困層と見られます。この背景には、若い女性は結婚すれば家庭に入るという考え方が、世間にも本人にも色濃く残り、若い女性たちの貧困問題を見えにくくしています」と語った。

3つの仕事掛け持ちしても月に10万円

埼玉県在住の鷲見千寿枝さん(19)は時給が高めの朝5時半からと深夜にコンビニエンスストアでアルバイトをしているが、それでも月収は5万円前後だ。「母親は体調を崩して寝たきり状態なんです。毎月1万円を母に渡していますが、この生活から抜け出したいです。夜間の保育士養成の学校に入ることに決めたけど、入学金が5万円、毎月の授業料が8万円。奨学金に応募したが、将来どうなるかわかりません」と不安でいっぱいだ。
国谷「かつては、10代から20代の正規雇用で働く女性の割合は過半数を占めていました。しかし、現在は非正規雇用で働く若い女性の割合は57.5%と男性の2倍以上だといわれています」
青森県から上京した19歳の女性は、朝10時からファミリーレストランで働く。午後はピザ屋のバイト、夜は深夜までスナック勤めだ。「きょうもいっぱい働いた気がするんだけど、それでもバイト代は月に10万円前後です」とうつむく。「いずれ結婚して子供を産むという考えはありますか」と聞かれ、「私1人だけでもこういう状態。とても想像できません」と声を落とす。
若い女性の貧困で働き方に異変が起きている。首都近郊にある風俗店の求人に応募した30代のシングルマザーはなさんは、20代の頃も風俗店で働いていた。その後、転職したが体調を崩し退職してしまう。「生活保護を受けようと何度か役所に行きましたが、判定までは時間がかかると言われ、そんなに待てないと思い、自分で働くことを考えました」と古巣に戻ってきた理由を語った。
取材を担当したNHK報道局記者の村石多佳子はこう解説する。「風俗店の仕事は見知らぬ男性と1対1となり、何が起きるかわからないという危険もあります。それでも風俗店で働くのは、店の雰囲気も良く、居心地も良いという依存する心理が働くようです。
風俗店で働く若い女性の中には、育った家庭環境が厳しかった、家庭崩壊をしていたという女性が多く見受けられました。現代社会の階層化が進行していることを実感しました」